格安SIMの中で大きな割引額を誇るのがUQモバイル(mobile)の「家族割」です!
UQ家族割のCMがちょっと面白いのでご覧ください。
この記事では、UQモバイルの「UQ家族割」のポイント、家族割で入った場合に他の格安SIMと比べて料金が安いのかや、申込時の注意点などについて説明していきます。
「UQ家族割」は家族で入ると2回線目から基本料金が500円/回線安くなるサービスよ。家族割について順番に説明するね!
目次
UQ家族割とは
「UQ家族割」とはUQモバイルを家族で2回線以上契約中の方が、2回線目以降の基本料金が500円引きとなるサービスです。イメージとしてはこんな感じです。
この500円引きとなる子回線は最大9回線まで大丈夫です。奥さんと子供、おじいちゃんおばあちゃんも含めて10人の大家族なら月4,500円も基本料金が安くなります!
期間限定のキャンペーンではなく家族でUQモバイルに加入している間はずっと適用される点もうれしいところです!
UQ家族割の残念なところ
一緒に加入する家族が多いほど人数×500円分基本料金がお得になるUQ家族割ですが、残念なところもあります。それが次の2点です。
- 家族間の通話が無料になるわけではない
- 家族間でのデータシェアはできない
まず、1点目ですが、auなどの家族割は家族間の通話が無料になるサービスで、家族で頻繁に通話やショートメールを送る人にはうれしいサービスです。
でも、そんなに通話しないという人も多いと思います。連絡はLINEやメールが主体という人であれば「UQ家族割」の基本料金が安くなる方がうれしいですよね。
UQモバイルのおしゃべりプランであればだれと通話しても5分間かけ放題が料金に含まれていますので短い通話が多いも問題ないと思います。
2点目の家族間でデータシェアができない件ですが、例えば3人家族でデータシェアができるとあまりデータを消費しない奥さんとよく使う子供と自分とでデータシェアできると便利ですよね。格安SIMだとIIJmio、BIGLOBEモバイルやmineoで使うことができます。UQ家族割では家族それぞれのプランに応じたデータ通信容量が割り当てられるだけでたとえ余ったとしてもシェアはできません(余った容量は自動的に次の月に繰り越されます)。
ただ、我が家では私と子供がUQモバイルを使っております。データシェアができてしまうと子供が外でデータを使いすぎてしまう心配がありますのでシェアできなくて正解だと思っています 。
UQ家族割引を適用するための条件条件
UQ家族割を適用するには料金プランや家族割を適用する家族に次のような条件があります。
- 1.ぴったりプラン(S/M/L)またはおしゃべりプラン(S/M/L)に入っている
- 2.同一姓/同一住所の家族であること(家族であることが証明できれば住所が別でも可)
- 3.回線数は親回線も含め10回線まで(子回線9回線)
条件1は家族が両方ともぴったりプランかおしゃべりプラン(S/M/Lはどれでも可)に入っていることが必要ということです。
例えばお父さんが「データ無制限プラン」で娘さんが「ぴったりプラン」という料金プランの組み合わせでは適用されませんので注意が必要です。でもUQモバイルに入る方のほとんどがおしゃべりプラン/ぴったりプランのどちらかに入るようですのであまり問題はないと思います。
条件2は同一性の家族だけど子供が学校の関係で別住所の方もいると思います。「適用できないの?」がっかりする必要はありません!その場合は家族と証明できる、書類が必要となりますが家族割を適用できますのでご安心ください。
家族と証明できる書類には次のようなものが必要です。
戸籍謄本、住民票、健康保険証、遠隔地用健康保険証、同性のパートナーシップを証明する書類など
なお、同一性/同一住所でない場合、手続きはUQお客様窓口への電話だけでは手続きが完了せず、書類の郵送が必要なりますのでご注意ください。
UQ家族割は本当にお得なの?
家族でUQモバイルへ乗り換えた場合どれくらいどのくらいお得になるのかau(エーユー)乗り換えた場合の比較と他の格安SIMと比べてみてどうかについて調べてみましょう。
キャリアから乗り換えた場合どれくらいお得になるのか
3大キャリアの一つ、auから乗り換えた場合に2年間トータルでかかる料金を比較してみましょう。
条件としては3人家族、一人当たりのデータ通信容量は3GB/月とします。
比べた結果が次の表のようになります。
au | UQモバイル | 差 | |
---|---|---|---|
プラン名 | ピタットプラン (スーパーカケホ) | プランS | |
月額データ容量 | 3GB | 3GB | |
月額(1年目) | 16,440円 | 4,940円 | 11,500円 |
月額(2年目以降) | 16,440円 | 7,940円 | 8,500円 |
2年間合計 | 394,560 | 151,560円 | 243,000円 |
比べてみると家族3人で月額1万円程度、2年間の料金の差額は24万円にもなります!
24万円あれば家族3人で旅行に行ったり、冷蔵庫などの大型家電を新しいものにしたりできますよね。
ドコモやソフトバンクに入っている場合の料金も同じような状況ですので家族で3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)に入っているなら、UQモバイルに乗りかえるとかなりお得になります。
他の格安SIMと比較した場合
家族3人でauに入っている場合を比べてみましたが、「UQモバイルって速いって聞くけど、料金は他の格安SIMより高いんじゃない?」と思っている人もいますよね。
そこでauの回線でサービスを行っている他の格安SIM(IIJmio、mineo、楽天モバイル、BIGLOBEモバイル)との料金も比べてみましょう。
かけ放題サービスを付ける場合
UQモバイルのおしゃべりプラン(S/M/L)には5分間以内であれば、だれと通話してもかけ放題のサービスが付いた料金となっています。
そこでIIJmio、mineo、楽天モバイル、BIGLOBEにかけ放題オプションを付け、家族3人で入った場合の料金を比較してみましょう。
データ通信容量は家族で3人で一人最低3GB以上使えるプランで比較したのが次の表です。
1年目 | 2年目 | 2年間合計 | |
---|---|---|---|
IIJmio | 5,860円 | 5,860円 | 140,640円 |
UQモバイル | 4,940円 | 7,940円 | 151,560円 |
mineo | 6,980円 | 6,980円 | 167,520円 |
BIGLOBEモバイル | 7,000円 | 7,000円 | 168,000円 |
楽天モバイル | 7,350円 | 7,350円 | 176,400円 |
一番安いのが、IIJmioですが、UQモバイルも2年間トータルの料金ではそんなに差のない2番手であることがお分かりいただけると思います。
料金の安さで定評のあるmineoは家族割が1回線ごとに50円しか安くならないのと、10分かけ放題オプションが850円/月かかってしまうため2年間トータル料金ではUQモバイルより高くなってしまっています。
このように家族3人で入って、かつ無料通話オプションを付けるのであればUQモバイルは格安SIMの中でも引けを取らない安さですよ !
かけ放題サービスが不要な場合
電話での通話はほとんどしない、LINEで済むという3人家族での格安SIMの料金を比較したのが次の表になります。
1年目 | 2年目 | 2年間合計 | |
---|---|---|---|
IIJmio | 4,060円 | 4,060円 | 97,440円 |
mineo | 4,430円 | 4,430円 | 106,320円 |
楽天モバイル | 4,800円 | 4,800円 | 115,200円 |
UQモバイル*1 | 5,040円 | 5,040円 | 120,960円 |
BIGLOBEモバイル | 5,200円 | 5,200円 | 124,800円 |
UQモバイル*2 | 4,940円 | 7,940円 | 151,560円 |
・UQモバイル*1:「データ高速+音声通話」プランの場合
・UQモバイル*2:「おしゃべりプランS」の場合
この場合、かけ放題オプションの料金が入らない分、他の格安SIMの方が安くなってしまいます。
通話かけ放題は不要だけど、UQモバイルの速度は魅力的という3人家族であれば「データ高速+音声通話」というプランがあります。家族割は適用されませんが、一人当たり1,680円/月(3GB)です。
このプランであれば他の格安SIMとほとんど変わらない料金で利用できます。
端末購入のマンスリー割で実質負担額0円?
家族でUQモバイルに乗りかえる時に端末も乗り換えたいという人も多いと思います。
UQモバイルでは乗り換え時にスマホもセットで購入した場合に「マンスリー割」という割引サービスがあり、購入する機種によっては実質負担額108円で購入できます!
3大キャリア(au、docomo、SoftBank)に入っていた時より月々に支払う額も減らせるのにスマホまで新しくできるのはうれしいですね。
この「マンスリー割」とはぴったりプランかおしゃべりプランへの申し込む時にスマホをセットで購入した場合に、機種毎に決まっている割引額が最大2年間適用されるサービスです。
実質負担額が108円になるのは次の表の機種ですね(108円となる機種以外も載せておきます)。
機種 | 実質負担額 (税込み) |
---|---|
HUAWEI nova2 | 108 |
arrows M04 PREMIUM | 108 |
DIGNO Phone | 108 |
AQUOS sense | 108 |
DIGNO A | 7,884 |
iPhone SE(32GB) | 10,476 |
iPhone 6s(32GB) | 26,028 |
iPhone 6s(128GB) | 38,988 |
HUAWEI P20 lite | 13,068 |
人気のiPhone SEやHUAWEI P20liteは0円というわけにはいかないのですが、実質負担金がiPhone SE(32GB)は1万円程度、HUAWEI P20liteの場合は1万4千円弱と入手しやすい金額となっています。
(写真は人気のHUAWEI P20 lite)
家族で乗り換える人は自分が欲しい機種がいくらで入手できるか是非確認してみてください。
※他のサイトでau回線(MVNO含む)からのMNP転入時は、スマ得割りが適用されないと記載しているところがありますが、2017年3月1日以降のお申し込みについては、スマトク割が適用されます。今、auに入っている人も安心して乗り換えられますよ。
UQ家族割の申込方法
さて、家族で複数回線契約するとお得になる「家族割」の申込について説明していきます。
申込方法は2通りあります。
- 全国のUQスポット・UQ mobile取扱店などの店舗で申し込む
- UQお客様センターへ電話をして申し込む
家族何人かで一斉にUQモバイルに乗りかえる場合は、UQスポットなどの店舗で申し込む方が家族割の適用手続きもその場で済ませることができます。
自分自身を含め家族誰か先にUQmobileに入っていてさらに加入する場合は出かけずに済むUQお客様への電話が簡単だと思います。
<UQお客様センターの連絡先>
携帯電話・PHS可、9:00~21:00(年中無休)
(一部IP電話からは接続できません)
次にUQお客様サポートセンターにかけた場合の手順を捕捉しておきます。
UQお客様サポートセンターでの家族割の申込手順
- 0120-929-818にかけます。
- 音声ガイダンスが流れたらUQ mobileに関するお問い合わせの”2”を押します。
- その後、UQ mobileに関する音声ガイダンスメニュー”3”を押すとサポート窓口につながります。
- オペレータに家族割に入りたい旨伝えます。
(申込の際にUQモバイルに加入する際に登録した暗証番号(4桁)を伝える必要がありますので準備しておくとスムーズに手続きを進められます。)
UQお客様センターはつながりにくいのではと心配する人もいるかもしれませんが、私が「家族割」を申し込むときはすぐにつながりました。
UQ家族割申し込み時の注意点
家族割申込の時の注意点としては次の2点があります。
[家族割の注意点!]
- 同一名義人がWeb申し込みで2回線目を契約した場合でも、自動的に「家族割」が適用されるわけではなく店舗かUQお客様センターへ電話をして申し込む必要がある。
- UQ家族割は申込んだ月の途中からは適用されず翌月からの適用となる
我が家の場合、私の名義で子供のスマホをUQモバイルで契約しており、後から自分自身がUQモバイルへ乗り換えました。
ただ、同一名義人での申込だったので手続き無しでも家族割が適用されるかと勘違いしていましており、1か月ほど家族割が適用されない期間を発生させてしまいました・・・。お気を付けください。
HPをよく読むとオンラインショップで契約した場合は電話かUQモバイルの店舗での申し込みが必要でした。お気を付けください。
ちなみに店舗で家族の回線を申し込む場合は家族割の適用手続きも一括できます。
まとめ
ここまで、家族割を適用した際の料金の比較や申込方法について書いてきました。
auやドコモなどの3大キャリアからUQモバイルに変えるだけで、月々の基本料金を大きく下げることができますが、家族割を適用できれば3人家族の場合、2年間トータルで20万円も節約することができます!
家族一人が追加されるだけで、1回線当たり500円/月も基本料金を下げてくれるのはUQモバイルだけです!
5分間かけ放題で込みの料金であれば格安SIMの中でも最安レベルのUQモバイル。スマホ料金が気になって格安SIMを考えているのであればぜひ検討してみてはどうでしょう?
↓UQモバイル公式ページはこちら↓